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明日に向かって攀じれ!
by nawaclimbingclub
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そうだ、沢に行こう。2015夏
かねてより、計画していた遠征に行ってきました。
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幾たびものN川さんの遠征のラブコールにやっとこさmatsuの重い腰もあがり・・・
matsu、N川さんで8月14日・15日で割と近い愛媛の沢に。
13日の前夜発で一路四国に向かう。
前日から降り続いている雨に戦々恐々しながら高速を走り、まだ路面はうっすら濡れているし
ポツポツ降ってきたり、明日は観光か・・・と感じつつ車を走らすも、入渓点に近づくにつれ多少回復していった。
入渓点近くでテントをはり、まず乾杯してこの日は就寝。

14日(土)西種子川
あいにくの曇りだが、昼過ぎには晴れる予報。
事前の情報収集で結構遡行時間がかかっている感じだったので、早起きして6時には出発した。
道の崩落で、入渓点までは車で入れなっかたが、歩いてすぐの距離だった。
林道に入り5分程度で目玉の魔戸の滝に。
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落差100m以上ある大滝でマイナスイオン全開でした。
林道で滝上部に出るが、これほどの大滝。1時間以上の急登で汗びっしょりになりながら
やっとこさ入渓しました。
朝一の沢はやはり冷たい。が、汗だく2人にはそんなの関係ない。
沢に入り子供のようにはしゃぐ。そして目の前には、
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いきなりなかなか立派な滝が。
左をトラバースしていくのだが、スタンスが完全に斜めのツルツル。そしてトラバースしていくごとに
ホールドのガバが効かなくなっていく。しかも滑ったら岩棚。出だしでつまずくわけには行かず
すっぽ抜けそうなキャメを頼りに、滝中間部の棚まで行き一安心。
そして朝一でしっかり滝の水を浴びる。
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そしてここから滝。
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また滝。
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またまた滝。
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直登できる滝が連続だ!!果敢に突っ込むN川。それを激写するmatsu。
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滝の抜け口がツルツルだよぅ、ぷはぁ~、の瞬間。
まあ、こんなに楽しいと笑っちゃいますよね。
そして、久々の大滝へ。
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ここは右側から高巻いたが、直登ラインはあーだこーだと妄想する無謀な二人。
滝落ち口に出て、一息つけるかと思いきや、さすが西種子川。飽きさせません。
また、滝!!
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なんていったて小滝が連続であり、水をかぶりながら上っていくのが面白い。
そしてゴルジュの先には名物ガイコツ岩。
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ここも果敢に突っ込むも、前半で飛ばしすぎてガス欠気味の二人。
偵察程度で引き返し、へつりに切り替え。
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そろそろ終盤になり、まったり・ほっこりしてきたり。
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それでも滝は続く。この頃には、水温もぐっと冷たくなり、なかなか泳ぐのはきびしい。
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しかし、N川さんはチョックストーンをくぐって、シャワーを目一杯かぶりながらよじ登ってました。
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今年は、幾度もの沢通いでブリッジングも卓越していらっっしゃる。
水量もぐっとおちてきましたが、まだまだ遊ばせてくださいます。
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そして、頂上付近の作業小屋跡に12時過ぎ頃に到着。
ここから、沢登りの後始末の下りが・・・。
少し不明瞭なふみ跡とテープを探しながら膝をかばってゆっくり下山し、3時前には魔戸の滝に着きました。
下山で火照った体を滝落ち口の風でしっかり癒してから、早めに抜けれたご褒美に温泉に行きましたとさ。

やっとこさの完結編です。

初日の沢を終え、疲れを癒しに温泉へ。
しっかり汗を流し、二日目のテン場へ向かう。
当初計画にて、「初日でへとへとになっているから、二日目は癒しを!!」と決めていたので、
mastuが昨年遡行したことのある沢の床鍋谷に決めていた。
適度な滝に綺麗なナメ。
デート沢とまではいかないが、快適で楽しい沢だ。
(おっさん二人でデート沢とか・・・、出るのはため息ばかりだ)
沢近くのゲートボール場?にてテントを張りこの日も早くから宴が始まる。

15日(日)床鍋谷
天候はうっすらと雲がかかっているが晴れていて概ね良好。
朝は初日の疲れとアルコールでうだうだしながら装備を整え、
8時前に入渓する。
民家横の登山道から入り、堤防を越えたあたりから入渓。
沢序盤は堤防、水を引いている管や舗装など人工物が目に付く。
あまり光が入らず鬱蒼とした感じもする。
それでも30分くらいも歩けば滝も現れ、
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しっかり、楽しませてもらいました。
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主にナメ滝が続き、快適な遡行。
時たま、大滝が出てきます(この一回のみ)
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その後も適度な斜滝
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そして最後の大目玉。40mのナメ滝&斜滝。
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下部。
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上部。
昨年は左の岩稜部を登ったが、滝落ち口のチョックストーンの左上にある狭い棚っぽいところに挟まってあせったのを思い出した。
今年は水線を。ホールドもあり、上部はなかなかテクニカル?なホールドもあり、面白かった。
ここを抜けるとほぼ沢終了。
滝上部はかなり開けており、展望がよくまったりして昨日の疲れも重なり
眠たくなるほどだった。
ここから少し歩き、林道とぶつかったところで下山開始。
山がかなり整備され、登山道も広く、とても快適に下れた。

まとめ
やはり、遠征で初めていく沢は事前の準備を含め、わくわく感が違う。
四国の沢は、割と近く高速も整備されたので、これからも足しげく通うことになりそうだ。
今年はお盆ということもあり、沢泊はしなかったが、次回はやってみたいと思った。

やっと、終わり。
by nawaclimbingclub | 2015-08-22 09:55 | 山行計画(会員用)
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