鳥取県山岳協会 遭難対策委員会 訓練
Hodaです。

9月2日は遭難対策委員会の訓練に参加してきました。
セルフレスキューではなく、救助隊としての訓練です。

場所は、大山の天狗ヶ峰直下。
東壁に滑落したとの想定のもと、行われました。
ここは過去にも遭難があり、最難の救助になったそうです。

b0077448_18503843.jpg

仮想の事故現場。稜線よりザイル2ピッチ下降。
これより下は本当に危なく、洒落にならない。

b0077448_18542822.jpg

斜面の途中はボロボロで、鉄杭で支点を作ろうにも抜けてしまって、ピッチを区切ることはできない。
フィックスを2本、バックアップ用ビレーを1本、稜線にしっかりした支点を作り、張る。(ザイルは連結。)

搬送はレスキューザックで背負い搬送。
搬送者はユマーリングで救出しました。(バックアップ用ビレーで牽引の補助あり。)
今回負傷者役は小柄な鳥大OBのF田さんだったので担ぎ上げましたが、負傷者の体重によっては、末端を固定し、搬送者にプーリーをセットして、2分の1引き上げシステムが楽でしょう。
(人数がいれば2分の1で十分)

天気はご覧のとおり濃霧で、上からの落石が見えず・・・。
僕は一発くらいました。
本番さながらの訓練になりました。
(晴れていれば、防災ヘリが運んでくれます。)

感想としては、谷川などの壁からは何回か救出していますが、支点が作れる壁のほうがはるかに楽です。
砂利の塊の大山で事故が起こった場合、支点作りに苦労し、もっと困難になると考えられます。
また、傾斜がきついほうが楽なことが多いのですが、大山の場合、傾斜が緩く吊り下げ、吊り上げが面倒です。(抵抗が大きくなり、かえって人手と時間がかかる。)
山にあった救出法を構築する必要があるかもしれません。
[PR]
by nawaclimbingclub | 2007-09-04 19:17 | 活動報告 | Comments(1)
Commented by yone at 2007-09-04 23:04 x
hodaさん、救出訓練お疲れ様でした。困難さがよく伝わりました。このような活動をしてくださる方々のお陰で、私たちを含む沢山の人が登山を楽しむことが出来るのですね。私もせめて馬鹿げたミスや認識で事故を起こさないように、日頃から心がけたいと思いました。yone
<< 9月4日例会報告 例会の開催について(お知らせ) >>